WCS2017 珠サンダース

前の記事でも軽く紹介しましたが、
しばらくの間、サンダースをレーティングで使っていました。
今の環境で全く見ないポケモンなので、
せっかくなので記事にしようと思います。



持ち物:命の珠
性格:臆病
努力値:CS252 H4
技:10万ボルト めざめるパワー氷 嘘泣き 見切り


サンダースに目をつけた理由が


ガブリアステッカグヤを上から殴れる
・コケコのエレキフィールドを利用できる
・防御以外はコケコよりも数値が高い
・嘘泣き+テテフの高火力技が強そうだと思った
・かわいい


という5つです。
特にガブリアステッカグヤ両方を殴れるというのはこのルールにおいて強力な要素だと感じたので
その強さに加え嘘泣きを活かせるようサンダース・カプテテフ+ボーマンダというパーティーを組みました。


タスキはテテフに持たせているというのと、
命の珠めざ氷でD105ガブリアスに対して最低ダメージが182、
H振りテッカグヤを一発で倒せる可能性があるため、
命の珠を持たせています。


レーティングで30戦ほど行って、1700に乗せるのが限界という結果でした。
もちろん立ち回りで負け、というのも何戦もあると思いますが
それを抜きにしてもこれ以上上げるのは厳しいんかな、と感じました。
終盤に負けがこみ、現在のレートは1500台となっています(




以下、使用感などを書いてみます。


・チョッキやスカーフ持ちガブリアスや耐久に振ったガブリアスが増えはじめ、
仕事をさせてもらえず倒れるケースが増えた


・カプコケコに強いと思ってたけど普通に弱かった。
特に眼鏡持ちだと、マジカルシャインでごっそり削れてしまうので厳しかった


・耐性、耐久共に全然無いので、他のポケモンでカバーしきれないことも多く、
相手を仕留めるべき場面で仕留められないと即瀕死、というのが難しかった


レーティングに潜る前まで、ウインディテッカグヤが活躍している7世代は、
4世代の頃のような受け回しつつ削って削って倒すというスタイルのパーティーが主流という印象がありましたが、
Z技が必ず繰り出されること、徐々に鉢巻・眼鏡持ちが増えはじめたこともあり、
純粋に耐久の無いサンダースのようなポケモンは厳しい立ち回りを強いられると感じました


・珠10万は等倍でも半分は削れることが多いのは強い


・嘘泣き+相方の攻撃を集中、というのが読まれて守られることがかなり多い
逆に決まれば強かった




改めてサンダースを使うならば、
10万をボルチェン、持ち物をタスキに変えて、
一発の攻撃の威力より攻撃回数を増やすようにすればもうちょっと活躍させられるんじゃないか、と思います。




完全に余談ですが、昨年末にサンムーンを購入してから1番最初に作ったのがサンダースで、
まだポケバンクの解禁前のことでした。


プラチナ後期、僕が本格的にポケモン対戦を始めたとき、ちょうど乱数調整が簡単にできるようになった時期だったので、
今回ゼロの状態から自力で理想値のポケモンを厳選するというのは初めてのことでした。
さらにサンダースに関してはめざパの個体値に加えメスを粘っていたので、
親の準備を含めたら軽く一ヶ月はかかりました(


乱数調整が世に出回る前の4世代初期とは比べられないくらい厳選も楽になりましたが、
体験したことのない時代をちょっとだけ感じられた気がしてよかったです。